| 出身地 | 島根県 |
| 保有資格 | 柔道整復師 鍼灸師 |
Q. セラピストを目指した理由を教えてください
金森 セラピストを目指したきっかけは、私自身がスポーツでケガをした経験でした。高校時代は思うように体を動かせない時期が多く、プレーヤーとして全力で取り組むというより、周りを支える立場に回ることが増えていったんです。そこで我流ではありましたが、メンバーにテーピングを巻いたり、少しでも動きやすくなるようにサポートしたりしていました。
周りをサポートするうちに、私は人のために動くことが合っていると感じました。自分の働きで相手が喜んでくれる時の反応が純粋に嬉しく、「仕事にしたい」と思うようになりました。この道に進む覚悟を決め、高校卒業後は東洋医療専門学校へ進学。鍼灸のほかに柔道整復も学びました。
学びを深めていく中で、世の中には日常生活で生じるケガや慢性的な痛みに悩む人が多いことを知りました。そこで私は技術だけでなく、患者さんに対する人としての向き合い方が大事だと感じました。その想いは変わらず、今でも人としての成長を志しています。セラピストとしてはもちろん、人として信頼してもらえる存在でありたいと思い続けています。
Q. 今はどんな仕事を担当していますか?
金森 現在は、慢性的な痛みを抱えている方への施術や、運動療法、リハビリに携わっています。これまでの施術件数は約5000件。日々さまざまな症状や背景を持つ患者さんと向き合ってきました。一日に7〜8人ほどを担当する中で、同じ痛みでも原因や生活環境、目指したい状態が一人ひとり違うことを実感しています。

この仕事の難しさは、ただ痛みを和らげれば終わりではないところにあります。患者さんの中には「この日までに痛みを取りたい」「また以前のように動けるようになりたい」と、はっきりした目標を持って来られる方も多いです。だから私は、目の前の症状だけではなく、その人が取り戻したい日常や、治療の目的に思いをめぐらせながら関わるようにしています。
人のためになっていると実感できる瞬間が、この仕事を続けたいと思う原動力です。痛みを抱えていた方が、自分の目標に近づいていく姿を見られるのは大きなやりがいですし、セラピストとしての価値を感じる場面でもあります。
Q. 心に残っている患者さんはいますか?
金森 特に印象に残っているのは、働き始めた頃から今も継続して診ている患者さんです。その人は最初、杖をついて来院されていて、思うように動けないことに強いもどかしさを感じておられました。盆踊りや民謡の踊りを教えてらっしゃったので、「また踊れるようになりたい」という思いをとても強くお持ちでした。

私はその人と密にコミュニケーションを取りながら、状態の変化を一緒に確認して治療を続けました。すると3〜4か月ほどで、踊りに復帰できるところまで回復。セラピスト冥利に尽きるというものです。ただ痛みが軽くなっただけではなく、大切にしている時間や役割が戻っていったことが嬉しかったですね。
PTTの魅力は、患者さんと強い関係性を築けるところです。前職は指名制ではなかったので、その場限りの関わりになりやすい面もありました。でも今は指名制なので、一人ひとりの患者さんに継続して向き合えます。身体の状態を超えて人生にまで関われることに、私は仕事のやりがいを感じています。
Q. この会社で働く魅力は他にありますか?
金森 ひとつ目は、整骨や鍼灸の業務以外の現場に出る機会があり、院外での経験を積めることです。目の前の患者さんを見る力に加えて、もっと広い視点で人の身体や動きを考えられるようになる感覚があります。
ふたつ目は、個人として成長を求める人に向いている環境だと思います。私は技術だけではなく人として成長することを大切にしてきましたが、PTTには成長の背中を押す空気があります。厳しい言い方をすれば「自分で考えて、自分でつかみにいく姿勢」が求められる職場です。
言うなれば強い目標を持った人が集まり、会社を成長方向へ押し出している感じです。メンバーはその姿をお互いに見ているから、自分がもっと成長したいと思うサイクルが実現していると思います。
Q. どんな人と一緒に働きたいですか?
金森 一緒に働きたいのは、小さくてもいいので、自分なりの目標や志を持っている人です。まだ明確な形になっていなくても、「こうなりたい」「こういうふうに役に立ちたい」という思いがある人とは、一緒に頑張っていけると思います。
この仕事は、目標や志がないとしんどくなってしまう場面があります。人と向き合う仕事は、頑張る目的がブレてしまうと、成長し続けられません。逆に、自分を突き動かす強い矢印を持てる人は、経験の一つひとつを吸収して前に進んでいけるでしょう。
誰かに育ててもらうことを待つのではなく、自分でも努力する姿勢があれば、PTTでは多くの経験を積めます。患者さんとの関わりで得られる喜びも大きくなります。「人のために力を尽くしたい」「自分自身も成長したい」という人にとって、PTTは挑戦する価値のある環境です。

