スポーツを科学的に教育的に発信する。
It is important to catch the scientific basis in sport.
近年、トレーニング・怪我・運動・治療など身体に関する情報を容易に知ることができるようになりました。その情報を適切に活用することで、クライアントに対して最善のサポートが可能になります。スポーツ医学は日々進歩しています。我々は、その進歩を柔軟に取り入れ、クライアントの目的達成へと導きます。実践力だけでなく、科学的視点も兼ね備えた“Professional”であり続けるために、日々研鑽しています。
Service
事業内容
指導者や選手やクライアントに、より専門性の高い知識や技術を発信し、それぞれの現場や日常生活に役立ててもらうことが目的です。様々な情報が錯綜している現在において、何が重要で、何が必要なのかを発信していくことが重要となります。
スポーツ現場での指導から出てきた疑問や問題を、科学的視点から検証し、結論付けていくことで、その根拠を深く理解することができます。そして、その結論を発表という形で示すことで、より多くの人たちに情報を発信することができます。
これからトレーナーを目指す学生に、活きた現場経験と正しい知識や技術を伝える為、教育機関と連携を図っています。彼らが成長することで、スポーツ現場の活性化に繋がり、スポーツ社会全体を盛り上げる一翼を担います。
スポーツ現場では触れることの少ない「スポーツ科学」について、論文を抄読し発表したり、各々の現場で起こった事象に対してディスカッションをしています。Trainers Teamだからこそ、様々な視点から事象に対するアプローチを考えることができ、より良い答えを導き出すことができます。
Case Study
事例
方向転換動作のバイオメカニクス的研究をテーマに、ポスター発表を行ってきました。発表時には、現場のストレングスコーチや大学のアスレティックデパートメントでディレクターをされている方からご指導を頂きました。方向転換動作の研究は奥が深く、分かっていないことが多くあります。今回の研究は初期動作に着目した研究であり、このことが明らかになれば、スポーツ現場での指導に大きく貢献すると考えています。今回の発表で得た新たな知見をもとに、更に研究を進めていきます。
後方への方向転換に関する研究について、原著論文として受諾されました。後方へ走る際に、どのような初期動作を行なえば方向転換時間を短縮できるのかについてまとめました。結果としては、方向転換時間に有意な差はみられませんでしたが、カウンターステップ(進行方向とは逆方向へステップする)を用いることで、早い段階で身体を進行方向へ向けることができ、ステップ頻度も高めることができました。今後更に解析を進めることで、初期動作の重要性を提案することができると考えます。そしてその提案を、スポーツ現場の指導に活かしていきます。
Activities
実績
2014年6月28日、29日 立命館大学びわこ・くさつキャンパスにて『研究について知ろう!』と題して社外研修を行いました。